「どうしたら礼子さんのように、わかりやすい話し方ができるの?」
そんな何気ない雑談から、年末にふさわしい熱い学びの場が生まれました。
2025年12月28日、銀座の中華料理店でのランチ会で豆苗炒めを食べながら、ウェブ心理塾の仲間から投げかけられたこの一言。
それをきっかけに、「プロ講師のトークテクニックこっそり教えちゃいますセミナー」を急遽開催することに。
年末押し迫った日程にもかかわらず、熱意ある講師仲間12名が集まりました。
雑談から始まった、講師向けセミナー開催の経緯

冒頭でも書いた通り、きっかけは中華料理店での会話でした。
「飽きさせない話し方って?」
「礼子さんみたいに話したい!」
そんな声に背中を押され、28日に仲間を集めたクローズドセミナーを開催することに。
心理学、コミュニケーション、キャリア、ブランディング、IT、女性管理職、多様性・・など、専門性の高い講師が勢揃い。
学び直し、磨き直しの場として、気づきの多い一日になりました。
AI時代、講師に求められる力とは?

今や、原稿を入れればAIがナレーション付きの動画を自動生成してくれる時代。
知識インプット型の研修であれば、動画でも一定の水準までなら学ぶことができます。
ただ、参加者を深い納得解にまでつなげるには、「講師という人間」の介在が不可欠です。
なぜなら、人は「正しい情報」だけで動くわけではないからです。
どれだけ精緻なAIの音声が正論を語っても、受講者の心に潜む「でも、うちの現場では難しい」「今のやり方を変えるのは不安だ」という小さな抵抗を溶かすことはできません。
いま、講師に求められているのは、単なる情報の伝達ではありません。
- 受講者の顔色や空気感を察知し、その瞬間に最適な言葉を選ぶ力
- 理屈を超えて「この人の言うことなら信じられる」と思わせる熱量と信頼感
- 静まり返った会場に問いを投げ、受講者の思考を強制起動させる場作り
これらは、あらかじめプログラムされたAIには決して真似できない、「ライブ(生身)」の場だからこそ生み出せる価値です。
逆に言えば、もし講師が用意されたスライドを読み上げるだけなら、それはAIにリプレイスされるカウントダウンが始まっていることを意味します。
AIが賢くなればなるほど、私たち人間には「言葉に魂を乗せる技術」――すなわち、デリバリ力(伝え方)の真価が問われるのです。
受講者の心を揺さぶり、明日からの行動を変える。 そのために、これからの講師は「伝え方」を、AIには到達不可能な次元へとアップデートするフェーズに来ています。
年末にも関わらず12名が集まった理由

開催日は12月28日。
通常なら「年末で忙しいし、来年にしよう」となりがちなタイミングですが、即満席。
それは、
- 自分の話し方を見つめ直したい
- プロの講師からフィードバックを受けたい
- モヤモヤしていた課題を解決したい
という、講師としての成長欲求があるからこそ。
実績ある方々が、初心を忘れずに集まってくださったことが何よりの財産です。
実践型セミナーの流れとフィードバックの価値

セミナーは、一人ずつ3分間のプレゼンを行い、
- 参加者同士のコメント
- 私からのフィードバック
合間に「伝わる話し方7つのポイント」を共有、という形式で進めました。
ここでは、参加者それぞれの プレゼンの「クセ」 が浮き彫りになります。
たとえば:
- 当たり前に使っていたが、参加者には難しい言葉だった
- 普通に話していたつもりが、聞き取れないほど早口だった
- 3分間しかないのに、あれもこれもと盛り込み過ぎていた
など、自分ではなかなか気づけないポイントが見えてきます。
「伝える力」を磨くには、こうした客観的なフィードバックがとても不可欠。
伝わっているか否かは、自分以外の人にしかわからないからです。
印象的だった参加者の学びと気づき

心理学とコミュニケーションの講師・長谷静香さんから寄せられた、受講後の感想が印象的でした。
『私自身へのフィードバックで、 特に印象に残ったのは、この言葉。
「言葉が丁寧すぎる」
……確かに!(苦笑) へりくだりすぎるところ、あります。
敬語の使い方って、本当に難しいですね。
さらに声そのものについても、 「やさしさ」は私のよいところだけれど、
そこに力強さが加わると、 もっと伝わる、と。
「やさしさと力強さは、両立できるんです」 by 礼子さん。
自分では気づけなかった視点を、 はっきり、でもとても温かく 伝えていただきました。
そして何より勉強になったのは、 それぞれのプレゼンを受けて、資料に書かれた “話し方のコツ”を 全体に還元していく 礼子さんの進行そのもの。
「今、何をどう伝えると響くのか?」 それを瞬時に判断し、言葉にする。
講師としての在り方を、 間近で体感させていただきました。』
「この人から学びたい」と思われるために

最後に、これからの講師に必要なのは「届ける力」です。
「このコンテンツを、この講師から学ぶたい」と思われるかどうかが、
これからの講師価値を決める時代。
このセミナーの開催を通して、その実感をあらためて強くしました。
次回の開催は、2月23日(月)。
場所は銀座、8名限定のプログラムです。
今回は仲間内の勉強会でしたが、これからは
「話し方に自信がない」「フィードバックを受ける場が欲しい」と思う、すべての講師候補の方や、現役講師の方向けにお届けします。
最新情報はこのホームページまたはnoteで随時発信していきます。
あなたの「伝える力」も、まだまだ伸びしろだらけです。
気になった方は、気軽にお声かけくださいね。

